水道工事・舗装工事・土木工事とは?

面接でよく未経験の方から質問される事があります。


『水道工事はどんな工事ですか?』

『土木工事はどんな工事ですか?』

『舗装工事はどんな工事ですか?』


大まかな事はわかるかもしれませんが、細かい事まではわかりませんよね。

そんな方のために簡単にご説明いたします👆



👆上水道工事とは?


建設業における上水道工事とは、上水道のための取水、浄水、配水施設を築造する工事を指します。これは「水道施設工事」という建設業許可の業種の一つであり、水道水を供給するための水道本管の布設も含まれます。



上水道工事には、以下のような施設に関する工事が含まれます


*取水施設工事:河川や湖沼から水を取り入れるための施設を築造します。

*浄水施設工事:取り入れた水を安全な飲料水にするための浄水施設を築造します。

*配水施設工事:浄水された水を各家庭や施設に供給するための配水施設や水道本館を敷設します。



《他の工事との違い》

上水道工事は、管工事や土木一式工事と混同されやすいですが、それぞれ対象が異なります。


*水道施設工事:取水場、浄水場、配水場といった施設本体や、公道下の水道本管の布設・維持管理が中心です。


*管工事:建物内の給排水設備や、家屋・施設の敷地内の配管工事、上水道の配水小管設置工事などが該当します。



👆上水道工事の工程


上水道工事は私たちが安全な水を毎日使えるようにするための、とても大切な工事です。

具体的には、大きく分けて以下の工程で進められます。


【事前準備】

工事を行う前に、各市町村の水道局へ給水工事の申請が必要です。

また、詳細な設計図を作成し、既存の配管との接続方法や周囲のインフラとの関係を考慮します。交通規制や騒音が発生する場合は、住民や周辺事業者へ事前に通知し、ご理解とご協力をお願いすることも大切です。


【工事工程】

1.試掘工

まず、工事区間内で標準的に50箇所程度の地点を1.5メートルの深さで掘削し、地中の状況を確認します。1日あたり5箇所程度が目安で、全ての試掘には約10日間かかることが多いです。これにより、図面では分からない地中の状況を把握し、設計通りに工事ができるかを再検討します。


2.新設管布設工

新しい水道管を埋設します。この作業では、道路を掘削して一時的に既設の水道管から水を取出し、配管ルートに沿って水道管を布設していきます。


3.通水洗浄作業・耐圧検査

新しい水道管が布設されたら、水を流して内部を洗浄します。その後、圧力試験や水質検査(濁度や残留塩素量測定など)を行い、水漏れがないか、そして安全な水になっているかを確認します。もし水圧が下がってしまうと、どこかで漏れている可能性があるので、工事のやり直しが必要になることもあります。


4.給水管取付替工

本管から各家庭へ水を送るための給水管を接続する工事です。この作業中は、一時的に断水することがあります。給水管の取付替が終わると、不要になった既設管は撤去されます。


5.既設配水管撤去工

新しい水道管との接続が完了したら、今まで使っていた水道管を撤去します。そのまま地中に放置してしまうと、古い水道管が腐食して道路の陥没の恐れがあるので、完全に取り除きます。


6.道路構造物復旧工

工事のために一時的に撤去した歩道や側溝、点字ブロックなどを元の状態に戻します。


7.舗装復旧工

掘削した道路を仮舗装から、きれいにアスファルトで舗装し直します。


8.区画線工

最後に、工事で消えてしまった道路上の線や記号を元に戻して、全ての工程が完了します。



上水道工事は、道路を何度も掘り返すことがあり、交通規制などでご不便をおかけすることもありますが、安全で安心な水を供給するためには欠かせない大切な作業です🚧




👆土木工事とは?


土木工事は、建設工事のひとつで、建物を造るための基礎部分や橋梁、ダム、道路といった建物以外の建設工事全般を指して使われる言葉です。下水管の配管工事なども土木工事と呼ばれることがあり、その内容は広範囲にわたります。



《建築と土木の違い》

建物を建設する建設工事は、大きく土木工事と建築工事に分けられます。建築工事なのか土木工事なのかという境界線ははっきりしていませんが、土木工事は地面の下に関する工事、建築工事は地面の上に関する工事という認識で使い分けられていることが多いようです。



《土木工事の具体例》


*ダム建設工事(砂防ダム工事、貯水池工事など)

ダム建設工事には、砂防ダム工事、貯水池工事などがあります。

砂防ダムは、土石流の流れを阻止したい渓谷などに造られるダムのこと。土石流など、上流から流れてくる土砂をいったん受け止めるポケットを造り、下流に流れる土砂の量を調整します。

貯水池は、水力発電や灌漑に使用する利水、河川の量を調整して水害を防ぐ治水のいずれかを目的として造られる人工湖です。規模の大きな工事なので、まずは工事用の道路を造成するところからスタートします。道路ができたら、コンクリートのもととなる石を採集・運搬し、堤体を建設していきます。


*トンネル工事

出発地から、地下や山の中、海底などを通って目的地へ抜けるトンネルも、土木工事によって造られています。トンネル工事の代表的な工法は、土を掘り進めながら鉄枠や吹きつけコンクリートなどを全体を支え、最後にコンクリートで固める「山岳工法」や、シールドという鉄の筒の内側で土を掘ってパネルをはめ込む「シールド工法」、一度トンネルを造ってから埋め戻す「開削工法」、鉄やコンクリートで造ったトンネルを水底に運んでつなぎ合わせる「沈埋工法」が挙げられます。

一般的なトンネルは山岳工法によって造られますが、地盤の硬さ掘る場所によって工法が選択されます。


*橋梁工事

人々の生活を支える重要なインフラである橋も、土木工事のひとつです。

橋梁工事は、地中で橋を支える基礎を造り、橋脚を取りつけて、橋桁を設置した上に道路を造るというのが一般的な流れになります。


*道路工事

道路の開設や改良は、土で路床を造るところからスタートします。路床の上に砕石をならして載せ、ローラー重機で踏み固めたら、熱したアスファルトを敷きならして基礎を造ります。

この上に、基礎工事で使用した物より密度の高いアスファルトを敷き、表層を造ったら完成です。表層は普段、人や車が通る部分であり、街の美観を左右するところなので、丈夫さだけでなく見た目のきれいさも重要です。


*土地区画整理工事、土地造成工事

土地区画整理工事や土地造成工事は、地面をならして整え、建物を建てるといった目的に合うように土地の状態を変える工事です。


*公道下の下水道工事(上水道は含まない)

公道下の下水道工事は、まず舗装を切断して道路を掘り下げます。その後、基礎を造って下水管を敷設。汚水を本管に流すための排水枡を設置して、再び舗装を行います。


*砂防工事

砂防工事は、渓流や扇状地において、土砂災害を防ぐとともに自然環境を回復するための工事です。乱伐や森林火災などによって荒廃した山地を緑化する工事や、氾濫原だった場所を安全な状態にして運動場や公園として活用するなどの工事も、これに含まれます。


*河川工事、海岸工事

河川工事、海岸工事は、それぞれ河川や海岸での水害などを防ぐための工事です。河川の氾濫や洪水を防ぐために、堤防を設置したり、修繕をしたりします。



👆舗装工事とは?


舗装工事とは、道路や駐車場などの地盤面をアスファルト、コンクリート、砂、砂利、砕石などで舗装する工事を指します。この工事は、地面を平らにして安全性や快適性を高め、耐久性を向上させる目的で行われます。


舗装工事の目的

舗装工事は、道路の快適性や安全性を高めるだけでなく、景観の維持や地面の保護、耐久性の向上にも寄与します。



《舗装工事の具体例》


*アスファルト舗装工事

アスファルト舗装工事とは、アスファルトと砕石、砂などの骨材を混ぜたアスファルト混合物を加熱し、敷きならしてローラーで転圧する工事です。人や車が安全に通行できるようにするだけでなく、街の景観を美しく保つ役割も担っています。


*コンクリート舗装工事

コンクリート舗装工事とは、セメント、水、砂、砂利などを混ぜたコンクリートで路面を舗装する工事です。耐久性に優れ、駐車場や高速道路、工場、倉庫、空港の滑走路など、重い車両が通行する場所や長期間の耐久性が求められる場所で多く採用されています。


*ブロック舗装工事

ブロック舗装工事とは、路盤やアスファルト舗装基盤の上に、コンクリートブロックや天然石などを敷設する工事です。特にインターロッキングブロック舗装は、ブロック同士がかみ合うことで荷重を分散し、耐久性や安全性、景観性に優れた舗装として広く利用されています。


*路盤築造工事

路盤築造工事とは、道路や鉄道の舗装の下地となる「路盤」を造る工事です。これは、車両の重さや自然環境による力を支え、交通荷重を分散させて路床に伝える重要な役割を担っています。路盤築造工事は、道路の耐久性や安全性を確保するために不可欠な工程です。



上水道工事、土木工事、舗装工事…それぞれの工事なんとなくわかってもらえましたでしょうか?簡単に説明と冒頭に書いていましたが長くなってしましました😅

最後まで読んでいただきありがとうございます。



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